産業用SLA光造形装置
Rapid Meister CSLA-9000
モノづくりプロダクションテクノロージーAdditive Manufacturingモノづくり革新ツール「3Dプリンタ」の活用強化に務める日本のモノづくり現場の声を形にご提案。
Rapid Meister CSLA-9000は、弊社装置利用中のオペレーターの皆様のニーズを元に装置を改良・新規開発。取出性を考慮し既存の折れ扉よりも大型開口を確保できるオーバースライダー扉を採用。 造形品への泡の混入を低減してほしいというリクエストから「モデル内に泡を発生させない」リコータを新規開発しました。そして更に造形時間を短縮する為に新たに精度・品質はそのままに新レーザ・新スキャナシステムを新規採用し、今まであるようでなかった機能を搭載した新しい産業用光造形装置です。
-
大型サイズの造形が可能
- 900✕700mmのワークサイズで最大長さ1,140mmの造形可能→既存比30%造形面積が拡大
- 大型モデルを一体造形でき造形物を接着・組立て不要で、複数回造形や後工程の時間を大幅短縮
-
造形スピード短縮
- 既存機よりワークサイズの大型化だけでなく、造形スピード1層あたり約15%造形時間削減
- リコータの動きを見直し造形時間のムダを削減
-
新レーザシステム・
新スキャナシステム搭載- 新たに高出力でコストパフォーマンスが高い新レーザを採用
- レーザシステムの変更に伴い、新スキャナを採用し更に高速化実現→既存比解像度約15%向上
-
新MFリコータ開発
- モデル内に泡を発生させない新方式MFリコータを搭載→既存比、泡の巻き込み約50%以上削減
-
専用材料ー廉価版樹脂
- 原材料価格や物流費高騰により少しずつ値上がりしている3Dプリンタ材料価 格を大幅に見直し
- 価格が安いだけでなく、物性などはそのままに作業の方のニーズを元に開発しました
製品の仕様
モデル | Rapid Meister CSLA-9000 |
---|---|
搭載レーザ | 半導体励起固体レーザ 1.5W(1,500mW) 100KHz |
走査方式 | デジタルスキャナ方式 |
レーザ保証時間 | 1年間 |
最大走査速度 | 47m/sec |
硬化径 | 自動可変 |
最大造形サイズ | X900×Y700×Z400 mm |
Zテーブル | 0.1mm (標準) |
リコータ | 新規開発 MFリコータ方式 |
液面制御 | シリンダ方式 |
電源仕様 | AC100V×1回路 20A |
装置外形寸法 | W1,366×D1,793×H2,212mm |
装置重量 | 約1,250kg (樹脂含まず) |
ソフトウェア | C-Rigil/C-Sirius |
オペレーション | 日本語版/英語版 |
付帯設備 | UVオーブン |